号外 2018.6.1 発行 | |
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群大ノ未来ツクル 新しい現実 新しい挑戦 |
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今年から出題手当が支給されます!
出題主任 8万円,出題委員 5万円
今年も入試問題の作成が始まります。いかに重要な仕事とはいえ,始める前からため息が出ます。細心の注意を要する問題作成,何段階もの校正,ミスを許されない試験の実施と採点。神経をすり減らす業務がこれから1年近くも続きます。せめて,まっとうな入試手当が支給されるべきだと,組合は長年にわたって大学側と交渉を続けてきました。
大学側は「入試は通常業務であるため手当の対象ではない」として手当の導入を拒んできましたが,他大学で次々と手厚い手当が実現する中,数年前に貧弱ながら年1万円の手当が導入され,突破口となりました。この間,組合は「入試業務は事故を起こさないよう細心の注意を払わなければならない業務であり、日常業務の一環であっても「危険手当」の対象となるはずだ」と,まっとうな水準の手当を要求して交渉を強化してきました。
その結果,今年から出題主任には8万円,出題委員には5万円の「加算」が実現しました。やっとの思いではありますが,他大学並みのまっとうな入試手当に近づきました。粘り強く交渉を続けてきた組合活動の成果です。とはいえ,今回の改正は「出題」のみを対象とし,「採点」には及んでいない点で不十分です。すでに採点手当を導入している大学は数多く,組合は引き続き入試手当の充実を求めて交渉していくつもりです。
教職員の待遇改善には組合の声と力が欠かせません。
あらためて組合への結集・加入を呼びかけます。